前回の続き、
32週の妊婦健診で逆子(骨盤位)といわれ… 35週の健診でも逆子の状態が治っていなければ帝王切開手術の日程を調整しましょうと言われました。
それまでの健診で、赤ちゃんの頭は上だったことがほとんどだったのに、一度も指摘されたことがなかったため、完全に帝王切開で産むなんて、想像もしていませんでした!!
内心、えええ!手術!?お腹切るんだよね!?うそーー!って感じでした…
ネットで調べても妊娠後期になると自然と頭位(頭が下の状態)に戻る割合が95%と書いていたため、完全に油断していました…
まさか凡人の自分が残りの5%に入ってしまうとは…
そして、逆子を治すため「逆子体操」というのを助産師さんから指導されました。
逆子体操の他にも、逆子を治すために良いといわれてやったことを紹介していきます。
逆子体操とは?
逆子体操とは、妊娠後期(約30週前後)から妊娠35週頃までに行うことでお腹の中の赤ちゃん(胎児)が自然に回転して頭が上の状態(骨盤位)から頭が下の状態(頭位)へと改善するための体操です。

逆子体操のやり方
私の通っていたクリニックで指導された逆子体操のやり方はこんな感じです。
体操は1日1〜2回行います。
腹帯ははずして、お腹はゆったりしておきましょう。
体操前には排尿を済ませておきましょう。
- 四つん這いの姿勢から頭と胸を床につけ、膝を立ててお尻を高くします。この姿勢を5分保ちます。⚠️この時、胸が床についていること、膝裏が90°に屈曲していることがポイント⚠️
- 続いて胎児の背中の反対側を下にした横向きになります。(私の場合は右側)この時、その下向きの肩(右肩)から滑りこみ臀部が最後に床につくようにします。
- 横向きのまま15分〜20分このまま休みます。
お腹の張りを感じる時は体操をお休みしてください。
この体操、見ているだけならほどよーく体が伸びて気持ちよさそう、と思うかもしれませんが、妊娠後期のお腹が大きい状態の妊婦がやるには、かなり大変な動きなんです!!!
実際に助産師さん指導のもとその動きをやってみますが、まず1の四つん這いのポーズでしっかり頭や胸をつける動作がなかなかきつく、息がきれる。
そして2の肩からスッと滑り込むように横向きになるのも、なかなか難しい。
逆子体操、完全に舐めてました…
これやってる妊婦さん!すごいよ!!頑張ってるよ!!えらい!!
とくにね、妊娠後期の逆子の妊婦さんって、赤ちゃんの頭がずっと上にあるもんだから胃の辺りの圧迫感がすごいんです… 。
通常、臨月になると胎児の頭もだんだん骨盤の方に降りていくそうですが、逆子の状態だと、胎児のお尻がママの骨盤にすっぽりはまるけど、一番大きい頭はずっと上向だから通常よりも赤ちゃんが下に下がらないので、結構苦しいんですよね。
というわけで、次回の健診までになんとしてでも逆子の状態をなおそうと、1日1回、調子のいい日は朝晩の2回逆子体操をしていました。
逆子体操以外にも試したこととして、鍼がいいと聞き、逆子を治す鍼灸療法も行いました。
次回、逆子を治すための鍼灸療法についてお話ししていきます。

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